クレジットカード決済代行サービスを選択するポイント

実店舗ビジネスでも、eコマースでも、どのカード決済システムを導入するか悩みどころです。

実店舗ではiPad使用のクラウドレジ

実店舗だと、高額なポスレジを導入しなくても、スマレジエアレジなど、iPadを利用したレジが、端末が無料だったり売上をネット上で確認したりできるので便利です。

決済代行付きASP型ショッピングカートシステム

Eコマースでは、メイクショップカラーミーショップなどのASPのショッピングカートが数多くあります。

クラウドレジもASP型ショッピングカートも、初期費用が低い代わりに決済手数料が高めで、提供会社にとっては長期的にもうかる仕組みになっています。

インストール型ショッピングカートシステム

ASP型ショッピングカートだと自由度がなくて、、、という場合にはWooCommerceなどのインストール型のショッピングカートに別途決済代行システムを導入することになります。

独自のショッピングカートシステムを使用する際には、国内の決済会社以外にPaypalStripeが選択肢としてあります。この2つは、審査が簡単または不要で、登録費や固定費がかからないので始めたばかりの小さいビジネスには最適です。

ただ、Paypal(3.4%+40円/件)もStripe(3.6%)も、固定費が無い代わりに決済手数料が高めなので、売上が大きくなってくると、国内の決済会社に乗り換えた方がお得になってきます。

スモールビジネスにとっては、簡単にすぐ導入できて、固定費が無い決済会社が海外からやってきてくれたのはとってもありがたいことです。

高度なECショップ作成におすすめ!WooCommerce用プラグイン

世界最大規模の導入規模を誇るWooCommerce
機能追加用のプラグインは、色々手に入りますが、WooCommerce公式サイトCodeCanyonから購入することが多いです。

1. WooCommerce公式サイト
WooCommerceはコアシステムが頻繁に更新されるため、重要な機能追加には少々お高めですが公式サイトのプラグインが安心。

昨今、eコマースは集客が大変!です。Amazonがむちゃくちゃ強いですし、他にも山ほどショップがあります。

そこで、定期購入や会員システム、ポイントシステム、ステップメールなどの機能追加で、ショップのリピーターを作ることが重要です。

こういった複雑で高度なプログラムはコアと密接に連動しているため、コアがアップデートされると不具合が出たり使えなくなったりすることもあるので、公式サイトのプラグインの選択がおすすめです。

WooCommerce Subscriptions 定期購入プラグイン

バーチャル商品にも、配送商品にも対応した定期購入プラグインです。

WooCommerce Memberships 会員管理プラグインと連動させて、有料会員プランを販売することもできます。

お客様の導入事例で、ECサイトで実店舗のエステやネイルの月額会員プランを販売している例もあります。カード決済で自動的に引き落とされるので、元々ECサイトを持っている場合は簡単に導入できます。

標準機能

対応している商品タイプ
プラグインをインストールすると、商品タイプで「定期購入」を選択することができるようになります。
バリエーションのある定期購入商品、Variable Subscriptionも選択できます。

「バリエーションのある商品」とは、例えば一つの商品の色やサイズ違いを(SKU)を選択して購入できるようにする商品群のことですが、この定期購入商品版は、例えば実商品であれば定期購入周期、バーチャルであればフルタイム会員、デイタイム会員など。バリエーション毎に価格を変えることも可能です。

決済方法
カード決済と、実商品であれば代引決済も可能になりました。
代引決済を使用するためには無料のプラグインWooCommerce for Japanをインストールして、「定期購入商品に代引決済を使用する」にチェックを入れる必要があります。

配送方法
標準では、商品によって配送方法を選択することはできませんが、カスタマイズによって商品カテゴリー毎、商品毎に配送方法を変更することは可能です。例えば定期購入商品だけは自社配送センターから送り、他の商品は契約倉庫から送るなど。

WooCommerce Conditional Shipping and Paymentsプラグインを入れると、カテゴリー毎に配送・支払い方法を選ぶことができるようになりますが、これは定額送料なのか無料配送なのかを選べる程度で、別の配送カテゴリーを設定したり選択したりはできません。

注文のCSVダウンロード
WooCommerce単体では一度の購入で複数商品を購入された場合、注文データをCSVに落とすと標準では1行に複数商品が配列で入ってしまいます。

注文をCSVでダウンロードする際に、1行1SKUで落とせないと、配送センターが対応出来ない場合があります。

1行1SKUで注文データをダウンロードするためには、プラグインWooCommerce Customer Order CSV Exportが必要です。

エクスポートするCSVのフォーマットを配送センターの規定に合わせるのはちょっと大変です。また、お客様への納品書に、現在の所有ポイント数を記載したり、次回の配送予定日を入れたい場合などは、カスタマイズが必要になります。

WooCommerce Customer Order CSV Exportプラグインはhookによるカスタマイズ方法も公開していて、お客様への導入にはカスタマイズ用のプラグインを使用してカスタマイズできるので、メンテナンス面で非常に楽になります。

WooCommerce Customer Order CSV Exportプラグインのカスタマイズ方法についてはこちら(by WooCommerce)

カスタマイズプラグイン作成のご相談はこちら

定期購入の購入周期のカスタマイズ
WooCommerce Subscriptionsの標準機能では、定期購入周期の選択肢の幅は非常に狭く、細かく設定したい場合はカスタマイズ用のプラグインを作成してカスタマイズします。

カスタマイズ用プラグインのコードはこちら(by Brent Shepherd)

カスタマイズプラグイン作成のご相談はこちら

WooCommerce Follow-up Emails フォローメールプラグイン

フォローメールプラグインは挿入コードが必要最小限しか準備されておらず、カスタマイズが絶対必要なので、更にこのプラグインのカスタマイズ用プラグインを作成する必要があります。

こういったカスタマイズプラグインの作成方法が公開されているということ自体とても助かります。

2. CodeCanyon WooCommerceプラグインショップ
細かいカスタマイズは、自分で頑張るよりもちょこちょここちらで購入するのがお勧め。
$15くらいから$70くらいのものが多いです。

重宝しているプラグインは:

上の2つは、管理画面から注文を作成する時に、注文作成画面から直接新規ユーザーを追加したり、クーポンコードを適用できるようにするプラグイン。ウェブ上だけでなく、電話注文も受ける場合に便利なプラグインです。

3つ目は、定期購入プラグインを導入しているときに必須といえるプラグイン。管理画面から既存顧客のidに切り替えて、そのお客様として注文できるようにしてくれる便利なものです。これが無い場合は、管理画面から最初に定期購入契約を作成して、その契約から更新注文として新規注文を作成するのですが、その際にクーポンコードを入れられないため、初回限定割引を適用することができません。

新規にEコマースを始めるならWooCommerceがオススメな理由

「新規にネット販売を始めたい」

という方だけでなく、

「ASPのショッピングカートを使用しているけど集客できない」

という方にも、WordpressベースのWooCommerceショッピングカートプラグインを使用したサイトの構築がおすすめです。

WooCommerceをおすすめする理由

WooCommerceは市場シェア11%世界最大規模の導入数を誇るショッピングカートシステムです。

日本市場では国内系クレジットカード決済や日本語対応などに未対応なところがあり、まだそれほど導入例がありませんが、有料・無料プラグインの組み合わせやカスタマイズで高機能ショッピングカートを安価に導入することが可能です。

2年ほど前まではWooCommerceは国内系決済会社向けのカード決済プラグインが無かったり、標準では国内向けに必要な機能が不足していてイマイチお勧めできなかったのですが、今はだいぶ改善されてきました。

WordPressのWooCommerceのメリット

WooCommerceのココが良い!
1. 有料・無料のプラグインが豊富で高度な機能追加が容易
2. WordPressベースなので有料・無料のプラグインで高度な機能追加が容易
3. ブログ記事との連動でコンテンツマーケティングがしやすい

「有料・無料のプラグインが豊富で高度な機能追加が容易」

まず、WooCommerceは市場シェアは11%(2017年11月現在)(ショッピングカートシステムを導入した全ウェブサイトの内)と、世界最大規模です。

公式サイトでも3576(!)ダウンロードされ全てのオンラインストアの28%に使用されている(2017年11月現在)とあります。

With 35,760,894 downloads, WooCommerce powers over 28% of all online stores.

builtwith
ショッピングカートシステムの市場シェア
世界のショッピングカートシステムの市場シェアパッケージソフトは、一般的に導入数が多ければ多いほど信頼性があります。

導入数の多いパッケージソフトウェアの利点

  • サポートがしっかりしている
  • 機能強化やセキュリティ対策など頻繁にアップデートされる
  • プラグイン開発者が多い→安価に機能追加ができる

 

 

つまり、WooCommerceは国内系のショッピングカートシステムと比較して3〜4桁違いの導入数があるので、安定性や継続性はもちろん、カスタマイズのプラグインの数や価格面でも桁違いのメリットがあるのです。

WordPressベースなのでコンテンツマーケティングがしやすい

Googleのアルゴリズムの変更(パンダアップデート、ペンギンアップデート)で、ウェブサイト集客のためのSEOはコンテンツマーケティング一択です。

良質なコンテンツを作るだけでなく、正しく構成することが重要です。

「内部リンク」を貼って、狙いたいキーワードで検索上位を狙うページにリンクを集めていきます。

WordPressにはこういった構成を作ったりSEO対策に必要な無料のプラグインが豊富にあり、しかも莫大なインストール数実績の人気のプラグインなら頻繁にアップデートされていますのでセキュリティ面でも安心です。

コンテンツマーケティングについては別の機会に。

 

WordPressのWooCommerceのデメリット

WooCommerceのココがちょっとアレ!
1. 日本対応がまだまだ
2. 操作が複雑
3. コアのアップデートが頻繁にあり、プラグインを入れているとアップデートが大変

日本対応がまだまだ

WooCommerceの日本での導入実績は米国と比較すると非常に少ないと思われます。
そのため、翻訳が不自然だったり、定期購入の代引決済ができなかったり(最近できるようになりました!)、商習慣に合わないところがあります。

お問合せフォームと同じく、フォームの確認画面が無くいきなり決済が完了してしまうのも嫌う向きがあるでしょう。

操作が複雑

WordPressという元々ブログのCMSに後付けしているような作りなので、管理画面からの操作はわかりにくいです。
商品登録も面倒。

プラグインを入れているとアップデートが大変

多分ここが一番のデメリット。
最近、コアのアップデートで重大な変更が多いので、コアをアップデートすると他のプラグインもアップデートしなくてはならず、沢山プラグインを入れているとアップデート作業がものすごく大変!

こういったデメリットもありますが、安価に高機能でカスタマイズが容易なシステムが手に入り、集客できるサイトを作成できるメリットは非常に大きく、WooCommerceをおすすめします。
 

次回はWooCommerceの機能とカスタマイズのためのおすすめのプラグインをご紹介します。